2014年04月
2014年04月28日
創立記念日を迎えました(創立115周年!)
当日の朝は校長先生が学校の歴史を校内に放送されたため、改めて歴史ある学校!と
感じた人も多いはずです。
過去の本校記念誌から、懐旧談の一部を紹介します。
<通学は徒歩で>
私鉄では四国水力電気(今の琴電)の今橋志度間が大正5年に、
琴平電鉄の高松滝宮間の開通が大正13年です。
全線開通は昭和2年でした。
もちろんその頃はバス路線などはありません。
自転車はすでに実用段階に入っていましたが、一般には殆ど普及されていない時です。
こういう時ですから、かなり遠方からも徒歩で通いました。
庵治村や牟礼村といった地域から徒歩で通学した卒業生もいたほどです。
私などでも学校の授業開始が8時でしたから、午前6時には家を出て、
約10キロの道を夢中で歩いて通いました。
<空襲・校舎消失>
私は空襲を受けた当日、学校の宿直をしていましたので、その模様についてお話します。
その頃はすでに日本各地の主要都市が空襲によって爆撃され焦土と化していた時です。
学校でも万一に備えて防空壕はもちろん、重要物件の格納庫も作っていました。
学校警備のためには、常時、先生と生徒が交代で勤務していました。
昭和20年7月4日は、校長先生ご一家と、教師、生徒3名が宿直に当たっていました。
前日からの疲れで深い眠りについていた夜半、あわただしいサイレンの響きに夢破られて
飛び起きると、警戒警報が空襲警報に変わるか変わらぬうちに敵機が頭上に飛来していました。
この空襲は、B29編隊のべ90機が、旧高松市内を4時間にわたり焼夷弾と爆弾により猛爆撃して市内の建物の大半を焼失された空襲です。
-中略-
私たちは敵機が頭上にあるときは防空壕に飛び込み、飛び去ると防空壕から這い出して夢中で書類を格納庫に入れる。どれほどの時間が経過したか覚えていない。ただ非常持出の書類を全部格納し終わって防空壕に入りました。そのとき大音響が大地を震動させました。校庭に爆弾が投下されたのです。
私たちはもう学校に泊まることはできませんでした。西に逃れる多勢の人々にまじって、ただ走りに走りました。
学校の重要書類の中に創立以来の卒業台帳が現存しています。この中には、あの時持ち出したものがあるのだと思います。
<戦後の悲願と念願>
何よりも校舎の建築ということが大きな目標でした。
高松近郊の生徒は焼け跡での野菜の販売に当たり、そのほかの生徒は巡回映画をやって巡業して資金を稼ぎました。これらはすべて校舎の建築資金としました。
こうした私たちの運動は母校愛に発するものであって、生徒の純粋な気持ちの一つの表現であったと思います。
<悲願達成>
校地が決まりました。そこは倉紡の焼け跡でした。ゴロゴロとコンクリート塊が無数に散乱していました。
私たちはモッコをかついでこのコンクリート塊を取り除く作業に汗を流しました。作業は苦しかったですが、私たちの労働が校舎の建築につながるのだと思うと、かえって快さを感じたほどです。
こうして昭和23年12月、待望の校舎が完成しました。この喜びは私たちの一生のうちでも最大級のものだろうと思っています。
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高松中央高等学校は、明治32年5月に『高松和洋技芸女学校』として設立され、その後の『高松女子商業高等学校』として長い歴史があります。
伝統は変わりながら受け継がれていくものです。
しかし、先輩方がどのような思いで学校生活を過ごされたか、どのような気持ちで学校の歴史を築いてこられたかという部分は、歴史ある『商業科』の未来を担うみなさんにこそ、受け継いでいってほしいと思っています
『夢見ることができるなら、あなたはそれを実現できる。』 ウォルト・ディズニー
2014年04月24日
簿記検定に向けて7限授業スタート!
商業科では、受験希望者を対象とした放課後の7限授業をスタートさせました
合格に向けて挑戦してほしい。一人でも、二人でも…
努力を積み重ねた時間は、ゆるぎない自信に変わり、のちの人生を支える基盤となるはず
正しいとき、正しい場所での努力は絶対裏切らない!
辛いときこそ、もう少しで幸せになるチャンス!
大変なときこそ、大きく変わるチャンス!
…ということを、先生方は検定学習を通して学んでほしいのです
100回叩き続けても壊れない壁があったとして、
もしかしたら101回目で壊れるかもしれない。
でも、100回目で叩くのを諦めたら、そこで終わってしまう
検定への挑戦は、自分の可能性への挑戦ともいえます
6月には3週間連続の検定が控えています。
みなさんだけでなく、先生にとっても挑戦する毎日です。
一緒に、最後までがんばりましょう。先生はあきらめません
『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。』 高橋歩
2014年04月23日
松島公園で清掃活動!
高松中央高校キャリアサポート部は松島公園へ出かけました
※キャリアサポート部は、商業科をメインとした、
さまざまな資格を取ったり、商業の行事に参加しようという部活動です
これまでは、検定取得に重点が置かれており、「個人で頑張る!」
という雰囲気の部活動でしたが・・・
今年度より商業科に男子も加わることから、
『部活の雰囲気を変えていこうより全体で取り組もう』
と、これから毎月1回、松島公園で親睦会&清掃活動を実施することになりました
公園内は意外とゴミが多かったので、できれば清掃活動は2週に1回は実施したいと思います!!
『大きな努力で小さな成果を。「微差」「僅差」を大切にする。これが私の基本的な考え方です。』
鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
全国商い甲子園に向けて!
商業科3年生は、パソコン室で雑談…?!ではなく、仕入れ商品を検討中!!
販売方法(装飾や接客、オリジナリティ)を競う大会、『全国商い甲子園』(8月上旬、高知県安芸市)に向けて取り組んでいます
初出場だった昨年度は、生徒目線で選んだ香川県の特産品を13種類仕入れ、AKB48の選抜総選挙に見立てて『どの特産品がナンバー1(センター)かを決めよう!』と販売しました。途中経過として、今どの商品が売れているかを売上速報で伝えるなどの販売方法が評価され、29チーム中7位となりました!
※ちなみに1番売れたのは「オリーブサイダー」「醤油サイダー」でした(とにかく暑かった)。
また、デザインセンスに優れた人が商業科3年生には多く、優れたディスプレイ・装飾に与えられる『安芸市観光協会長賞』も合わせて受賞できました
今年は売れ行きが良かった商品を中心に仕入れるとともに、出場チームも1チーム増の2チームとする予定です
昨年度の大会当日は、高知県が当時日本一の暑さを迎えましたが、暑いのは気温だけではありません!本校商業科も熱く熱く取り組んでいます!今年もよい結果が出せるよう、今のうちから準備に励んでいきたいと思います
『やってみなはれ。やらなわかりまへんで』 鳥井信治郎 (サントリー創業者)
2014年04月14日
2014年04月08日
ブログをはじめました。
高松中央高校商業科のブログへようこそ!
平成26年度より本校商業科は男女共学となり、大きく変わっていきます!
その過程をブログで紹介することで、より本校商業科を身近に感じてほしいと考えています。
ブログ更新は週1回を目標としており、商業科教員が担当します。今後ともよろしくお願いします。