2020年05月11日
本ブログ更新終了のお知らせ
ブログの更新が滞っていたことをお詫びいたします。
何年か振りに本ブログを開いたところ、まだご覧くださっている方が
いることを確認し、最後のご挨拶ができていないことに気づきました。
卒業生や保護者の方の中で、楽しみにされていた方もいらっしゃるかもしれません。
最後の記事以降、ブログ担当者の家庭の状況が急変してしまい、
学校や生徒に迷惑をかけながらも、なんとか担当クラスだった3年生を
無事に送り出すことができました。
一生忘れることのない素晴らしい思い出をいただき、28年度末で退職いたしました。
本来であれば、早く報告をすべきにも関わらず、
数年経過してからの報告になったことは、
自分の怠慢としかいいようがありません。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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簡潔に、その後の生徒たちの様子を報告いたします。
担当学年の生徒たち、その後の検定にも挑戦を続けました。
情報処理検定1級に何人も合格、中にはダブル(2部門)をはじめ、
全商協会主催の検定では最難関レベル(日商簿記2級と1級の間)の、
"会計実務検定"に合格する人もいました。
生徒たちは合格を目指し、声を掛け合い、自主的に残って勉強を続けます。
自分たちの目標を見つけた生徒たちの強さを感じました。
もう私は、なにも言うことはありませんでした。
最後の検定、商業経済検定の前に集まった生徒を前に、
「ついにこの日が来た」
「伝説を作ろう」
「最後まで粘る。必ず合格する」
そして、希望者全員合格。
28年度卒業生は、
1級3種目以上(実務特級)を、過去最高の45名中12名が取得、
合格率26.6%という素晴らしい成果を残すことができました。
1級6種目、7種目に合格した人もいます。
1年生全員受験の簿記検定も、苦戦しながらも粘り強く課外を続け、
例年通りの高い合格率となりました。
その生徒たちも努力し、私が退職した後の29年度、30年度も、
実務特級合格の伝統が続いていると伺っています。
卒業生からは「日商簿記1級に合格しました!」(すごい)とか、
「日商簿記2級に合格しました。会計事務所で勤務します!」とか
(その生徒は1年中間の簿記の点数がクラスで一番?悪かった。笑)、
「公務員試験に合格しました!」とか、「これからも勉強を続けます!」、
「商業科の教員になりたいです!」など、嬉しい報告を耳にすることも度々です。
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「高松中央高校の、商業科の卒業生です!」
と、胸を張って言える結果が出せたと、私は信じています。
新しく入った先生も、生徒一人一人に寄り添い、支え、励まし続ける
先生方ばかりです。
これからも高松中央高校、商業科をよろしくお願いいたします!!
2017年08月08日
平成29年度 香川県高等学校生徒商業研究・意見体験発表大会。
意見体験発表の部・・・最優秀賞(1位)!!
「やりやがった!」(先生の心の叫び)
詳細についてはまた後日。
おめでとう!!
2017年07月28日
夏休みスタート!
(・・・ですが、本校は冷暖房完備。むしろ学校の方が快適かも。笑)
本校では現在、
就職希望者を対象に、8月4日(金)まで「就職対策講座」のほか、
校内のあちらこちらで文化祭の準備が行われています。
商業科では、連日、検定ごとに日にちを決めて、授業が連日行われています。
夏休みを利用しない手はありません。
全学年のうち、2・3年生は約50%の人が課外授業への参加申し込みをしています。
1年生はちょっと少ないかな・・・
これは情報処理検定3級。9月受験に向けて1年生がメイン。
8月7日(月)には、生徒商業研究・意見体験発表大会が高松商業で実施されます。
本校は今年度、「意見体験発表大会」のみに出場いたします。
参加生徒、毎日、練習。愚直に素直に、ひたむきに。
きっといいことがある。
神様は見ている。
いいことがなかったら、それはまだ努力が足りていなかったということ。
夏休み40日、どんな過ごし方をするか。
高校3年生で就職希望の人は、まとまった休みは人生で最後になるかもしれない。
どう過ごすべきか。
それは、ひたすらに、学校に来て、勉強し、文化祭準備をし、家ではお手伝いをする。
高校年代だからこそ味わえる苦労を伴う時間を、濃い密度で経験しておく。
頑張った時間が将来をつくる。
夏休みは、
学校が休みなのであって、
目標への日々が休みなのではない。
2017年07月20日
一学期が終わりました。
全商簿記や情報処理検定等と比べると、やや難易度が下がるビジコミュですが、
検定合格率79.1%と、授業での取り組みが現れた結果だと思います。
5週連続検定も無事に終わり、
中には5戦5勝の生徒もいるなど、目覚ましい成果となりました
さて、長かった一学期も終わり、明日からは夏休みです。
・・・とはいっても、文化祭の準備や検定の課外で、商業科3年生には
ほぼ連日、登校する生徒もいます。
三者懇談もはじまり、個々の進路に向けて、各々が別々の道を歩み始めるスタートの
時期を迎えました。
クラス全体での大きなイベントは残すところ、文化祭のみ。
準備にいそしむ夏休みを過ごし、文化祭で大きな思い出を創ってほしいと思います。
そして卒業後は、
そんな楽しかった高校生活を忘れるくらい、さらに充実した大学・社会人としての日々を
過ごしてくれることを、少しの寂しさと抱きつつ願っています。
8月19日(土)オープンスクールにぜひ参加を!!
昨年の第1回オープンスクールの様子。巨大壁画がなつかしい。
諸君と共にある時はできるだけ巨大に偉大に立ちふさがり、
諸君と別れたあとは、それをのりこえるほどの、
それを単なる過去のものとするような豊かな人生であることを願う。
まさしくこれが教師と教え子とのさだめなのであり、
だからこそ教師であるぼくはいつも淋しい。
向山洋一氏 教師修行十年 プロ教師への道より
2017年07月19日
明日は終業式&全商ビジネスコミュニケーション検定合格発表!
早くも三者懇談をしているクラスがあり、文化祭の前売りバザー券の案内や
ステージ希望者は打ち合わせが行われるなど、
学校全体が夏休みモードに突入しつつあります。
慌ただしかった5週連続検定の結果は後日お伝えするとして、
今回は、8月19日(土)実施のオープンスクールの案内を紹介させてください
毎年大好評をいただいている本校オープンスクール
ほぼ昨年同様の内容を予定しています。
全国的に普通科志向が強く、専門学科はむしろ一歩下に考えられているのが残念です。
そんな中にあっても、高松商業さんや志度さん、坂出商業さん等の
商業学校・学科を目指している人は、
ぜひ本校商業科も視野の一つに入れてほしいと考えています。
オープンスクールで、商業科の話を聞いてくれる人が増えてくれると嬉しいです
2017年07月14日
明日はVS津田高校!
明日は高校野球夏の大会、VS津田高校です。
生徒会・応援団員はほぼ全員参加のようです。
野球部を後押ししましょう!!がんばって
本日の放課後の様子。
恒例。校舎内の様々な教室でワックスがけ。
協力してくれた人、ありがとう!!
2017年07月13日
専門学科の強みに注目を。
放課後のあちらこちらの教室で、様々な感情表現が見られます。笑
最近、「検定よく合格していますね」「先生すごいですね」という
もったいない言葉をいただくことが多いのですが、
確実に言えるのは、「すごいのは先生ではなく生徒」ということです
では、そのすごい生徒たちは、
入学時からそうだったのかというと、ちょっとそれも違うような気がします。
本校歴代でみても一番といっていいくらい検定に合格している現3年生にしても、
1年次の最初からその結果が予想できたかというと、やっぱりそうとは言い切れない。
先生の力でもない。
・・・そこは、検定の力、商業教育の力だと思うのです
繰り返される検定と課外をはじめとする対策授業を乗り越え、検定本番を迎えた時の緊張感。
合格発表時の達成感と悔しさ、そして充実感。
それが年間を通じて何度もリピートされる過程が、生徒を成長させるのだと。
次の合格発表は、ビジネスコミュニケーションの7月20日(終業式!)。
次の検定は9月24日情報処理検定
またひとつ、生徒が一皮むけるきっかけになりそうです。
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とある記事(一部抜粋)より。
◆そこは本当にその子が伸びる場所?
本来、一人一人、関心も適性も違うはずなのに、
7割が普通科という状況になっている。
高校に行く行かないそれぞれの考えや事情だが、
少なくともその子にあった道、その子が力を伸ばせる道に進ませてやりたい。
率直に言って、今、普通科にいる生徒の何割かは、
専門学科の方が向いているのではないだろうか。
興味を持てない授業に毎日何時間も耐えるより、
生きた学びの時間を増やして力を伸ばした方がいい。
◆「ビジネス実務」の教科書に感動
専門学科に行くと進路の幅が狭まるというのは昔の感覚。
今は大学等に進む生徒も多いし、
特に就職は、
中途半端に普通科に行くより専門学科の方がはるかに強い。
あるデータでは、
工業高校の卒業生は就職後のj離職率も高卒者全体、大卒者全体よりずっと低い。
残念なのは、
そいういうことや専門学科の教育内容が、
中学生や保護者、進路指導に当たる中学校の教員に十分理解されていないことだ。
例えば商業科の「簿記」は、これからの時代、すべての高校生が学んでもいいとさえ思う。
「ビジネス実務」の教科書は、組織と仕事、ビジネスマナーとコミュニケーション、
税の申告と納付など役立つ内容が満載で、
うちの社員たちにも是非読ませたいと思ったほどだ。
教職研修 2017.2 教育「直言」第11回 専門学科の強みに注目を 浅田和伸氏
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私にできることは、
そういった商業に対する誤った認識や理解不足に対して、
事実で反論していくこと。
そのために、結果を、事実で示していきたいと思う。
2017年07月12日
明日はビジネス文書検定合格発表!
テストが終了し、夏休み前の午前授業が続いています。
課外授業も一年間でこの時期だけお休み
明日は全商ビジネス文書実務検定の合格発表です。
電卓・ビジ文・情報処理での1級3種目※に、挑戦できる権利を得られるかどうか。
※ちなみに商業高校では、1級3種目以上合格者の数が、
その学校のひとつのバロメーターと考えられている部分もあります。
資格は進路決定にも役立つことから、本校でも男女共学を機により上級の検定取得のため、
課外授業に励んでいます。
ちなみにこの写真は数日前のものです。
男女共学1期生の卒業生と、
同じ時期から本校に来られたJリーグ審判員の〇山先生
彼女は、入学時から特別だったというよりも、入学してからの頑張りが特別でした!
例えば検定前、朝、教室で勉強する姿を見てから、昼がきて、夕方が来て、
もういいかなと思って教室に見に行っても、まだずっと勉強している。
特に検定前の追い込みはすさまじかった。とにかく、逃げなかった。
そんな姿を努力の神様が見逃すはずもなく、
1級5種目取得、意見体験発表でも県大会準優勝となり、四国大会にも出場しました。
商業科の生徒の中には、毎年、学年で何人か、ものすごく努力をする人がいます。
3年前の卒業生でもいました。旗さん、K広さん、T畑さん・・・ほかにもたくさん。
2年前もそう。Y山さんや・・・。
1年前の彼女のときもそう。M田くん、T澤さんやほかにももっと・・・。
そして今年の3年生も、先輩に負けないくらい、そんな生徒がたくさんいる学年
彼女の1級5種目を超えようと、
1級6種目取得と意見体験発表の優勝を目指す男子と、
1級7種目合格が目標の女子を筆頭に、1級3種目以上取得のため、
夏休みの情報処理1級の課外を多くの人が申し込みをしてくれています
商業科の未来は、どうやら明くなりそうです。
2017年07月11日
高校野球夏の大会開幕!
全国高校野球選手権香川大会の初戦があり、本校は石田高校さんに5-4で勝利しました!
(ブログ担当教員は参加できませんでした。ひたすら成績処理・・・涙)
商業科からも応援団や生徒会(応援団の裏方)として、
何人もの生徒がこの日のために準備をしてきました。
(特に今年の商業科は生徒会メンバーが多く、面倒な裏方の活動をいとわないのがすごい)
たとえば就職。
営業などの外勤の方が思い切り活躍するためには、内勤の人の心細やかな支えが必要。
そのための気遣いやパソコン・経理のスキルはまさに商業科で学ぶ内容※です。
(※ビジネスマナーのテキストには、あいさつの角度や言葉遣い、電話応対はもちろんのこと、
お歳暮の品から、お酒の注ぎ方、そして飲めないときの断り方まで載っています。笑)
商業で学んだ内容が、生徒会活動等で実践できているのであれば、すごく嬉しいです。
まさに実学!
また卒業生からは、
「先生、〇〇は高校のうちにやっておいた方がいいですよ」という貴重なアドバイスが
もらえるときもあります。
これこそ取り組むべき課題!と考え、すぐ取り入れていきます。
次の試合はVS津田高校さん。
順調に試合が進めば7月15日(土)14:30、レクザムスタジアムです
2017年07月07日
卒業生来校!なんと・・・。
日商簿記が落ち着いたころから一念発起。
「短い文書でも毎日更新する」「実際を伝える」ことを目標に続けています。
いつの間にか見ていただける人も増えました。
「継続は力なり」というが、ブログの場合、一体どの力なのかを考えたとき、
やり抜く力(継続性)、やり抜くことで得られる自分を信じる力(自己肯定感)ではないかと。
これはまさに、検定を通して生徒に伝えたいことと同じではないか、
と気付くことができました。
先週の出来事です。
卒業生が来てくれました。なんと、人事の方と一緒に。しかも、求人票を持って
なぜか卒業生と名刺交換なんかしたりして。笑
こんなことってあるんだなと。
強引に写真を撮らせていただいて、ブログに載せることを伝えると、
「時々チェックしていますよ」という、予想外の嬉しい答えが。
継続から得られる力には、どうやら、「つなげる力」もあったようです。
このブログが、かすかにでも本校商業科と卒業生を繋ぐものになっているのなら、
それだけでもやりがいがあります。
これからも継続します